一度は行ってみたいヨーロッパのクリスマスマーケット。
クリスマスマーケットの本場と言えばやっぱりドイツです。
その中でもおすすめはケルン!
おすすめな理由は、世界遺産とクリスマスマーケットが、同時に楽しめちゃうからです。
圧倒的な存在感と幻想的なケルン大聖堂の雰囲気を楽しみつつ、他のクリスマスマーケット会場を巡ることができます。

ケルン大聖堂一度見てみたいな~。開催時期や時間や場所など詳しい情報を教えて下さい。

去年行ってきたので、各会場の詳しい情報と行き方などを紹介しますね。
今回はケルンに1泊2日で、6か所のクリスマスマーケット巡りをしました。
各会場の
- 場所、開催時期、時間
- テーマの違いと特徴
- 効率の良い巡りかた
- 宿泊施設
- 注意点
を紹介していきます。
ケルンのクリスマスマーケット

ケルンのクリスマスマーケットの会場は、歩きとトラムで回れる範囲にあります。
行ってきた会場は6つ。
- ケルン大聖堂前のクリスマスマーケット 【 Weihnachtsmarkt am Kölner Dom】
- ケルン大聖堂前のアドベンツドルフ【Adventsdorf am Kölner Dom】
- 旧市街のクリスマスマーケット 【Weihnachtsmarkt in der Altstadt】
- ノイマルクトのクリスマスマーケット 【Weihnachtsmarkt auf dem Neumarkt】
- ルドルフプラッツのクリスマスマーケット 【Weihnachtsmarkt auf dem】
- 港のクリスマスマーケット 【Kölner Hafen-Weihnachtsmarkt】
2日間で巡ってきました。
では、順番に紹介していきます。
ケルンの駅を出るとまず目の前に飛び込んでくる大きなケルン大聖堂。

想像以上の大きさにビックリです。
写真にも収まりきらないぐらいデカイ!!
クリスマスマーケット巡りをする前に、中に入ってみました。

リヨンやパリの大聖堂も良かったけど、ケルンも見ごたえがあります。
見学を終えたらいよいよクリスマスマーケットに向かいます。
ケルン大聖堂前のクリスマスマーケット

向かいますと言ってもすぐ目の前。
さっそくグリューワインをゲットしに行きます。
実は今回一番したかった事が、グリューワインをケルンで飲むこと。
グリューワインとはワインを温めたホットワインです。
ベルギーのクリスマスマーケットにも、もちろんあるのですが、私の目当ては限定のマグカップなんです。
ケルンのクリスマスマーケットでは、グリューワインを飲む際にマグカップに入れてくれます。
ワインの料金にはマグカップ代も含まれていて、マグカップが欲しい人はそのまま持ち帰り、いらない人は返却をするとマグカップ代が返ってくる仕組みです。
マグカップの金額は確か2.5ユーロだったような。。。
だから返却すれば2.5ユーロ戻ってきます。
カップの絵は毎年変わるので1年限定ものになっています。
しかも、各会場ごとにマグカップのデザインも違うっていう。。。
何個買うことになるのかな~。
ケルン大聖堂前のクリスマスマーケットのカップはこれ。

可愛くないですか?
これで2.5ユーロなら安いです。
今でも、家でコーヒーを飲むときに使っています。
そして、グリューワインを片手に、ヒュッテ(小屋みたいな屋台)を見て回ることにします。
クリスマスの雑貨からローカルフードまで、様々なものが売っていてどこも人で賑わっています。

駅前でアクセスも良いので一番混んでいた印象です。
あまりにも人が多いので、買ったのはグリューワインだけでした。
ケルン大聖堂前のクリスマスマーケットをあとにし、次の会場に移動します。
ケルン大聖堂前のアドベンツドルフ

通りを下っていくと歩いてすぐのところのある、アドベンツドルフクリスマスマーケットに到着します。
時間にすると2分かからないぐらいかな。
メチャメチャ小さい会場なのですが、クリスマスツリーがシンボルになっていて、一番下がヒュッテになっています。
ここでも皆さんグリューワインを片手に、ローカルフードを楽しんでいます。
小さい会場でスペースがなかったので、写真だけ撮って次の会場に向かいました。
ハインツェルメンヒェンのクリスマスマーケット

旧市街のクリスマスマーケットとも呼ばれています。
2つの会場【アルターマルクト・ホイマルクト】の広場があります。
ケルンでは最古で、最大のクリスマスマーケット。
なのでここは外せませんね。
小人がテーマになっているようで、あちこちに小人がいます。
先に紹介した2つの会場とは全然違った雰囲気で、メルヘンチックな感じです。
おとぎ話の世界観がそのまま街になったような。。。

ヒュッテの数も多く、大聖堂前に負けないぐらい人気があるようです。
ここで食べたのはジャガイモにチーズがたっぷりかかったもの。
ラクレットのジャガイモバージョンみたいな。
ただジャガイモにチーズがかかっているだけなのに、それだけでもすごく美味しいです。
さすがポテトとチーズの国だなって感じました。
雑貨の種類も多かったので、クリスマスの雑貨が欲しい人に、ぜひ訪れて欲しいクリスマスマーケットになっています。
そういえば。。。
ここの会場に観覧車があったのですが、ありえないぐらい高速でビックリしました。
観覧車は苦手なので乗らなかったのですが、好きな方は是非どうぞ。
ノイマルクトのクリスマスマーケット

ノイマルクトのテーマは天使。
イルミネーションも星や天使たちのモチーフが多いです。
行った中では人が少ない方でした。
ちょっと大人な雰囲気で、他の会場よりは少しゆっくりできます。
ルドルフプラッツのクリスマスマーケット

個人的に一番楽しかったのは、ここのクリスマスマーケットです。
聖ニコラウスがテーマになっています。
聖ニコラウスは12月6日に、子供たちへプレゼントを配るおじいさん。
赤い衣装なので、見た目がなんとなくサンタクロースに似ていますが、トナカイではなくロバに乗ってやってくるそうです。
ロバって。ちょっとイメージが。。。なんですけど。
子供たちは聖ニコラウスの日も楽しみにしてます。
あちこちにロバ?鹿?のような動物たちがいたり、全体的に可愛らしい造りです。
ここでもグリューワインをいただきます。

だって、マグカップが可愛らしくて、欲しくなっちゃったんだもの。。。
右側に聖ニコラウスが描かれているのわかりますか?
グリューワインをゲットしたら食べ物ですね。
何を食べようかとブラブラ歩いていて目に留まったのがこれ。

お肉を焼いてパンには挟んでくれるようです。
さっそく頼んでみると。
デカい!!

全部食べ切れるだろうか。
と心配していましたが、そんな心配は無用でした。
まだまだ食い倒れは続きます。
甘いものが欲しくなり、スイーツを探していると、日本でも見たことあるような物が売っていました。
花火大会やお花見で見るアレです。
そう!チョコバナナ。

バナナ以外にも種類があったので、ストロベリーチョコレートを買いました。
チョコレートが日本よりも美味しいと感じるのはなぜでしょう。
ベルギーチョコなのかな。。。
そして最後のクリスマスマーケットです。
港のクリスマスマーケット
港というとこで、テーマは船です。
会場も運河沿いにあります。
そして、チョコレート博物館もありました。
ドイツだから「リンツ」のチョコレートです。
だからフルーツチョコが美味しかったのかも。。。
お土産にも買えるようにショップも館内にあります。
が、人が多すぎてレジの行列がすごいことになっていたので、チョコレートを買うのは諦めました。
1つここで情報です。
クリスマスマーケットはトイレを探すのが大変ですが、チョコレート博物館のトイレはまだ綺麗でコインも必要なかったです。
なので、チョコレート博物館で、トイレに行っておくと良いです。
他にもケルンのクリスマスマーケットはたくさんあります。
クリスマスマーケットのまわり方

効率よくまわるにはどの順番で回ったらいいのかな?

どこの会場も近いので、そんなに気にすることはないですが、私たちが回った順番を紹介するので参考にして下さい。
6か所回るのに2日間を使いました。
紹介した6か所は移動も少なく、近い位置にあるので1日でも回ることができます。
でも。。。
どうせならライトアップが見たい!
ということでケルンに1泊しました。
ケルンの駅に着いたらまず目の前のクリスマスマーケットからスタートします。
1日目
- 大聖堂前➡【歩き2分】➡アドベンツドルフ➡【歩き3分】➡ハインツェルメンヒェン➡【徒歩13分】港のクリスマスマーケット
2日目
- 宿泊先➡【トラム3番12分】➡ルドルフプラッツ➡【歩き5分】➡ノイマルクト➡【トラム18番】➡大聖堂前➡【ICE1時間50分】➡ベルギーへ帰宅
1日目と2日目を入れ替えても良いですね。
宿泊した場所

時々お世話になるairbnbで予約しました。
民泊はたまに利用するのですが、外したことはないです。
今回宿泊したのは「Zimmer in Atelierwohnung」のコンドミニアムタイプ。
2人で1部屋 · ベッド2台 · 1共用バスルーム付きです。
ホストの評価が4.93と高評価だったのと、駅から近くクリスマスマーケット巡りにちょうどいい場所だったので決めました。
クリスマスマーケットの時期はどこも割高になっています。
でも、大聖堂前から少し離れたところで、駅の近くにあるところを探してコストを抑えました。
最寄り駅は【Leyendeckerstr】ケルン大聖堂前からメトロでもトラムでも20分ほどです。
Leyendeckerstr駅から宿泊先は、歩いてすぐでした。
ただ、ホテルではなく一般のアパートなのでわかりにくかったです。
何度も行ったり来たりして、偶然オーナーが歩いているのを見つけ声を掛けました。
そしてやっと、無事に中に入るとこができました。
オーナーだとわかったのは、ホストの顔写真を見ていたからです。
気付かなかったらずっとウロウロ探していたかもしれません。
クリスマスマーケットの注意点

クリスマーケットを訪れる際の注意点は
防寒対策をする
写真から服装を見てもわかるかと思いますが、冬のドイツは寒いです。
特に風が吹くと本当に極寒!
私の格好はダウンコートに足元はUGGのムートンブーツ。
さらにニット帽と手袋にマフラーです。
一応インナーにはユニクロでおなじみの極暖を着用してました。
おかげで寒い思いをすることなく、快適にクリスマスマーケットを楽しむことができました。
使えるのはキャッシュのみ
クリスマスマーケットでは、クレジットカードは使えません。
全て現金になるので、事前に準備しておきましょう。
ケルンの駅前に銀行があったので、そこで現金をおろしました。
でも、たくさんの現金を持ち歩くのは危険なので、クリスマスマーケットで使うだけで大丈夫です。
始めにおろしたのは、2人で30ユーロだったかな。
足らなくなったので、途中で20ユーロ追加でキャッシュをおろしました。
トイレがあまりない
公共のトイレもありますが、有料でも汚いことが多いです。
ヨーロッパでは日本のようにきれいなトイレはありません。
コインがないと入れないところもあるので、準備しておきましょう。
港のクリスマスマーケットで紹介した、チョコレート博物館が一番マシでした。
あとはホテルに入って借りるものアリですね。
トイレットペーパーは意外とちゃんとありました。
が、不安な方はポケットテッシュがあると何かと便利です。
土日は激込み
本場のドイツのクリスマスマーケットには、お隣の国からも気軽に行けるので、毎週末混んでいます。
特に天気の良い日は激込み!
人混みをかき分けて進むかんじになります。
出来れば平日に行くのがおすすめですが、どうしても土日になってしまう方は、オープンと同時に行くとマシです。
防犯対策をする
人混みで気を付けなければならないのはスリです。
大きな荷物は邪魔になるので、防犯対策のされた街歩きバッグが良いですね。
身につけれるセキュリーポーチも安全対策になります。
ですが、セキュリーポーチはお金を出すのが意外と面倒なので、クリスマスマーケットでは使いませんでした。
現金がすぐに取り出せるように、財布には入れずにお金だけを、ファスナーのついたポケットへ。
危ない気もしましたが、3,000円程度のお金だけです。
最悪スラれても、まあいっか。。。という気持ちでした。
ケルンのクリスマスマーケットまとめ
6つのクリスマスマーケットを紹介しましたが、時間がない方は好きなところだけを選んで下さい。
その際にハインツェルメンヒェン、ルドルフプラッツはぜひプランに入れて欲しい、個人的におすすめなクリスマスマーケットになります。
逆に、港のクリスマスマーケットは省いてもいいかな。。。
あくまでも主観なので参考までに。
ぜひ、本場ドイツのケルンクリスマスマーケットを満喫して下さい。