国際結婚ってなにかと大変なことが多いイメージですよね。離婚率も高く7割と言われています。
私も文化の違いでうまくいかないこともが多いのかな。。。
と結婚することを躊躇していました。
そこで、現在外国人の彼氏がいる方、もしくは外国人彼氏が欲しい方に、国際結婚してみて感じた、リアルな生活のメリットとデメリットをご紹介します。
国際結婚のメリット

専業主婦の私より夫は家事をする
ベルギーに移住後は、仕事をせずに専業主婦をしています。
夫は外に働きに行っていますが、私が食事の支度をしようと台所に行くと、必ず「何を手伝えばいい?」と台所にやってきます。
洗濯をする時も同じです。干したり、たたんだり全て手伝ってくれます。
掃除だって手伝います。というより掃除機をかけようとすると「やるから座ってて」と掃除機を奪われます。
本当に何でも一緒にしてくれるので感謝しかありません。
日本の男性陣にも見習ってほしいですね。
仕事よりも家族が大事
半年ほど前、夫婦げんかが原因で、夫が仕事に遅れたことがありました。
これがかなりの大ゲンカで、離婚するかどうかまで発展していました。
結局、話し合いの決着はつかないまま夫は出勤。
そして、上司に遅刻の報告とまだ話し合いの最中だと伝えたところ、「仕事より家族が大事。仕事に来ている場合じゃない」と言われ、すぐに帰宅させられたのです。
日本の会社だったら、夫婦げんかで会社を休ませてくれるなんて、聞かないですよね。
毎日のキス・ハグは当たり前
何よりもスキンシップは大切です。
どんなに忙しくても、時間に遅れそうになっても家を出る前のハグとキス。
帰ってきたときのハグとキス。
公共の場でもおかまいなし。
これはもう、文化の違いです。
始めのころは、1日何回するんだろう?
って思っていましたが、人間慣れるものですね。
スキンシップを図ることは夫婦にとって良い効果があります。
「幸せホルモン」って聞いたことありますか?
簡単に言うとスキンシップによって分泌されるホルモン「オキシトシン」。これがストレスを減らす効果があるそうです。
他にリラックス効果もあります。
文化の違いを学べる
住んでいるのはベルギーですが
夫の両親はフランス人。夫もフランス人なのでベルギーではなくフランスの文化をかんじます。
特に感じた違いは
- 食事の概念の違い
- 休日の過ごし方
- 論破大好き
この3つです。
食事の時間がとにかく長く、1時過ぎから始まりフルコースです。前菜、メインディッシュ、チーズ、デザートの順に1品ずつでてきます。
日本のようにいっぺんに料理が出されることはありません。レストランみたいですね。
休日はお出かけするより、家族とゆっくりするのが一般的です。ヨーロッパで日曜にお店などが閉まってるのは家族とゆっくりするためなんです。
そして、よくしゃべる。食事をしながらワインを飲みながら。
討論するのが好きで自分の意見はしっかり言います。
自分の考えや常識が変わる
今までの日本での常識は、フランス人の夫からしたら非常識。
もちろんその逆もあります。
なので、お互いの文化をすり合わせながら生活しています。
そうなると、自分の価値観も変わってきます。
客観的に日本の良い事、悪いとこなども見えてくるようになりました。
旅行しやすい
ヨーロッパならではの特典です。
ベルギーはヨーロッパの中心でもあり、他国へのアクセスもいいので
日本にいる頃よりもお得に旅行できるようになりました。
旅行好きなら嬉しいですよね。
国際結婚のデメリット

喧嘩をするとお互いの言語に戻る
どこの国際結婚カップルにもある言語の問題。
私は日本語、英語日常会話レベル。
夫はフランス語、オランダ語、英語。日本語は話せません。
普段の会話は英語なのですが、けんかとなるとお互いに思うように言葉が出ず、ついつい母国語に戻ってしまいます。
関西弁でまくしたてる私VSフランス語の夫。
でも、逆に何を言っているのかわからない方が、都合のいい時もあります。
全部聞きとれたら、さらにケンカがおさまらないかもしれません。。。
なにかと手続きが大変
これは書類の話です。ベルギーで婚姻の手続きをしたので書類がややこしくて大変でした。
婚姻手続きが終われば、今度はFカードの手続き。
運転免許の書き換え、保険などとにかく書類の手続きが多いです。
しかも、市役所はアポをとっているのに1時間待ちとか普通にあります。
朝食は別々のものを食べる
朝から甘いものを食べるのがフランス人。
朝食には甘いチョコレートたっぷりのデニッシュパン、クリームたっぷりのドーナッツなど
とにかく朝から血糖値がメチャメチャ上がる食べ物ばかり。
当然同じものを食べるのは抵抗があるので、別々のメニューです。
お正月よりもクリスマスが大切
クリスマスはかなり盛大です。
必ず家族全員が実家に集まり、24日から始まり25日の昼まで、一緒に過ごします。
日本ではお正月太りと言う言葉がありますが、フランスではクリスマスの方が太りそうです。
逆にお正月を祝う文化はなく、31から1日の0時をシャンパンで乾杯して、みんなとキスをし、プレゼントを開けたら解散です。
そして、翌日には普通に仕事が始まります。
お正月の文化がないのはちょっと寂しく感じるのでデメリットにいれました。
国際結婚のメリット・デメリットまとめ
フランス人との国際結婚について、実際の生活からメリットとデメリットを紹介しました。
どっちの方が多いかと聞かれたら、個人的にはメリットです。
ただ、デメリットはちゃんと結婚する前に理解しておいた方が良いです。
国際結婚は大変なこともありますが、文化の違いや価値観の違いが楽めますよ。