ベルギーのナミュールはあまり有名な都市ではありませんが、ベルギーの南部No1と言っていいぐらいの絶景ポイントがあるんです。
その絶景を見てみたい!
という目的でナミュールに行ってきました。
もちろん絶景以外にもおすすめ観光スポットや、グルメスポットもあります。
小さな街ですが見どころいっぱいのナミュールを紹介します。
ベルギーのナミュール

ナミュールはワロン地方と呼ばれる、ベルギーの中でも南に位置する都市です。
なので、言語はフランス語。
ブリュッセルからは電車【IC】で1時間ほどです。
街にはムーズ川とサンブズ川、二つの運河の合流地点があり、北と南に分かれています。
南側にはあとで紹介するシタデル。
北側には主な観光地やショップが立ち並んでいます。
運河があるのでブリュージュやゲントに、雰囲気が似ているのかと思いきや、全く違う雰囲気です。
それではさっそく絶景ポイント南部No1のシタデルから紹介します。
が、その前にビジターセンタに行きましょう。
駅を降りたら出てすぐ左手側、スターバックスの隣にビジターセンターがあります。
そこで地図と観光地の情報をゲットです。
ナミュールおすすめ観光スポット

シタデル【城砦】
まずは歩いて頂上まで登ります。
なが~い山道を想像していたのですが、全然そんなこともなく。
あっという間につきます。
始めの数分だけ階段があるので、そこさえ抜ければあとは楽勝です。
前日の階段で筋肉痛でしたが、それでも全然大丈夫だったので皆さんも余裕なはず!
ただ、階段と坂道になります。
なので
途中でヒールのある靴を履いている女性とすれ違いましたが、パートナーの男性が手を取り体を支えていないと歩けない状態でした。
あんな風にはなりたくないなと。。。
夫も同じことを感じたようで、私と目が合ってうなずいてました。
こういう感じるところは同じなんですね。
道の途中でこんな像があります。

日本人なら「浦島太郎」ですよね。
でも全然関係ありません。
2015年に建てられたものだそうです。
さらに歩いて行くと頂上に到着します。
歩いて行ったのですが、途中で電車?のような乗り物とすれ違い、ミニトレインがある事を知りました。
歩いてもたいした距離ではありませんが、一応情報を載せておきますね。
営業時間 10:30~17:30
料金 大人6ユーロ 6歳から18歳 5ユーロ 6歳以下 無料
さらに地下の見学もできます。
ガイド付きでないと入れないようになっていますが、今はコロナウイルスの関係で予約しないとダメなようです。
予約は1日前まで。
それを知らなかったので入れませんでした。
地下の見学ツアーの詳細は以下です。
営業時間 10:00~17:00 【月曜定休】
料金 10ユーロ 【子供も同じ】
城砦は予約なしでも入れます。
住所 Route Merveilleuse 64, 5000 Namur
営業時間 8:00~18:00
シタデルには香水アトリエもあります。
ワークショップも開催されているので、香水が好きならぜひ立ち寄ってみてください。
鐘楼

ナミュールの鐘楼は1999年12月1日に、ユネスコ世界無形遺産に登録された、鐘楼群のうちの一つです。
1388年から、最初は「トゥールサンジャック」と呼ばれていた円形の塔である鐘楼が、石灰岩の瓦礫の中に建てられました。
基礎は高床式で4階建てです。
現在も鐘楼の上部にある「SPQNR 1733」に表示されている碑文は、工事が完了した日付を示しています。
1745年に聖ピエールオシャトー教会が、市民の鐘を収めた城塞の高台に破壊された後、塔は鐘楼になりました。
残念ながら中に入るとこはできませんでしたが、反対側にギャラリーがあり無料で見学できます。
他の都市の鐘楼に比べると小さいですが、歴史を感じる世界遺産です。
聖オーバン大聖堂

イギリス国会の大聖堂です。
739年にイギリス最初のキリスト教殉教者である、聖オーバンの処刑地跡に建てられた、ベネティクト会の修道院を前身として1877年に聖堂となりました。
現存する聖堂は1077年に建造されたものです。
中に資料館もありますが予約が必要になっていました。
訪れた日は何かの撮影をしていたようで、そっと覗いて写真だけ静か~に撮ってきました。
ゆっくり見たかったけど仕方ないです。
外観とは違い、中は白が基調になっていて明るかったです。
住所 Place du Chapitre 3, 5000 Namur,
営業時間 ディオセザン博物館 木曜 14:00~17:00(4月から10月)
アルメ広場

周囲にレストランやカフェなどお店が並んでいる広場です。
ジョセフとフランシェの銅像がありました。
ジョセフとフランシェはナミュール生まれの漫画家ジャン・ルグラン(Jean Legrand)の作品のキャラクターです。
漫画ではナミュール人の、のんびりおっとりした性格が描かれています。
写真の中心にある目を引く建物は会議場のようなものです。
ただの会議場がこんなに絵になるなんて、ベルギーは街並みだけでも素敵だと改めて感じます。
聖ルー教会

17世紀にたてられたイエズス会の教会です。
外観はバロック式で天井には煌びやかな彫刻がされているのですが、訪れた日は閉まっていました。
むしろ空いている日の方が少ないです。
中に入って見学をしたい場合は水・土・日に行くようにして下さいね。
閉館していてもドアがガラス貼りになっていて、一応中をのぞくとこは可能でした。
外観の写真を撮りたかったのですが、隣には建物が隙間なく建てられています。
しかも、前の道路の幅が狭くて、ここにも建物があり後ろにも下がれません。
なのでこんな写真しか撮れませんでした。
住所 Rue du Collège 17, 5000 Namur,
営業時間 【土曜日】11:00~18:00(4月から9月)11:00~16:00(10月から3月) 【水曜日・日曜日】14:00~18:00</p>
考古学博物館

かつて食肉業者の会館であった建物が、考古学博物館になっています。
すごく小さな考古学博物館ですが、無料なので興味のある方は入ってみて下さい。
私は考古学的な物には興味がなく。。。
外観からの写真しかありません。
でも後からネットを見たら、口コミに「無料でおすすめです。」「小さいけど良かった。」
など高評価だったのでおすすめの観光地に入れました。
入っておけば良かったかな。。。
住所 Rue du Pont 21, Namur, Belgium
営業時間 水~月 10:00~17:30(11月~3月は10:00~12:00、14:00~17:00、日曜は午後のみ)【火・金は閉館】
ナミュールおすすめショップ
ワッフル【Villeroy Tea Room】

駅からシタデルに向かう途中で見つけたお店です。
ワッフルをはじめ色んなスイーツが食べれるカフェです。
店内で一休みもできますが、ワッフルを購入して歩きながら目的地を目指しました。
いつもはブリュッセル風のばかり食べていますが、リエージュ風も美味しいですね。
あったかくてもっちもちなワッフル。
1つ食べるとおなか一杯になります。
全部食べれきれないぐらい大きいので、二人で一つにすれば良かったかも。。。
それぐらいボリュームたっぷりでした。
住所 Rue de Fer 59, 5000 Namur
営業時間 8:00~19:00 【日曜定休】
レストラン【Bistro Belgo Belge】
ビストロでベルギー料理などが楽しめるお店です。
ちなみによくあるブラッセリーは、ビールなども飲めるようなカジュアルなお店で、食事というよりはビールを飲むところです。
ビストロはお酒を飲むより食事も楽しめるところです。
お値段的にはそんなに高くなくてカジュアルです。
でもランチというよりは、ディナーで使うお店っぽい感じになります。
ランチで使うならビールも飲めるブラッセリーかな。
ムール貝やワロン地方名物のミートボールもメニューにあるので、ベルギーならではの郷土料理を食べたい人には、ぜひここをおすすめします。
住所 Rue Saint-Joseph 20,5000</p>
営業時間 水木 18:00~21:00 金土 12:00~14:00 18:00~21:00 日月火 定休
カフェ【Maison de Dessert】

食事もできるのですが、おすすめはお土産です。
このマークでお馴染みの、ナミュール名物「生キャラメル」が購入できます。
ベルギーと言えばチョコレートですが、ナミュールでは生キャラメルが有名なんです。
わざわざこのキャラメルを買いに、ブリュッセルから行く人もいるぐらいです。
私はキャラメルは苦手なので寄りませんでしたが、周りの評判がよく有名なのでお土産には喜ばれます。
ナミュールならではのお土産なので、行った時にはぜひどうぞ。
レストランも利用できるので、ついでに食事をしても良いですね。
ただしレストランは予約をした方が良さそうです。
住所 Rue Haute Marcelle 175000 Namur
営業時間 9:30~18:00 【日曜定休】レストラン 8:00~11:30 12:00~19:00
ナミュール観光まとめ
ワロン地方の絶景を楽しんでもらえましたか?
街全体が小さいながらも、観光スポットにレストラン、お土産まで見どころがたくさんです。
観光地はワロン地方よりも、フランダース地方の方が有名ですが、ナミュールの魅力が少しでも伝わればいいな。