南アフリカでサーディンランのダイビングツアーに参加した体験談

水中のイルカ

南アフリカはなかな行く機会がありませんでしたが、一度は行ってみたかった場所です。

旅の目的はサーディンラン!

サーディンラン??

サーディンランは南アフリカで見られる水中のなかの現象で、イワシの群れを捕食する生態系です。

6月の半ばから7月の半ばになると、イワシの群れが南アフリカにやってきます。

それを捕食しようと、イルカ、サメ、クジラ、カツオドリがあつまるんです。

どうしても見たくて行ってきましたが、想像以上に過酷なものになりました。

南アフリカって行ったことないけど、どんなとこ?治安とか悪いイメージだけど。。。

そうですよね。良くはないですね。。。治安も含めて南アフリカはどんなことだったか、旅行記でお伝えしていきます。

いつもは個人で海外に行くのですが、不安だったので今回はツアーを使いました。

ツアーのレビューも合わせて、南アフリカの治安とサーディンランの体験談をお届けします。

南アフリカのサーディンラン

サーディンランってなに?

そもそもサーディンランってなあに?

という方も多いかと思うので補足しておきます。

一言で説明すると「イワシの大群を追っかけるその他の生物」です。

それだけではスゴさは伝わらないと思うので、もう少し説明させてください。

南アフリカの東海岸に6月後半から7月の半ばごろにかけて、イワシの大群が集まります。

その数なんと10億!!

想像つかないですよね。

10億って言われても。。。

大群のイワシを捕食しようとイルカ、サメ、クジラ、カツオドリが集結します。

つまり、一気に水中に生物たちが集まり、イワシを捕食するシーンのことをサーディンランというのです。

ただこのサーディンラン。

行けば見れるというものではありません。

運にかかっていると言っても過言ではないぐらい、見れる確率は低く10%以下です。

10日間、毎日海に出たとしても見れるのは1日あるかどうか。。。

海に出れるのは5日間なので確率は5%以下。。。

それでも行かないと始まらない、というわけで南アフリカ行きを決意しました。

ツアーに申し込む

個人旅行は不安なのでツアーに申し込みます。

今回利用したのは「クラブアズール」

ツアーは日程が限られているため、申し込みを3カ月前にしました。

メールのやり取りもスムーズで、パンフなどの郵便物も問題なく予約できました。

やっぱり日本人が経営しているツアー会社は、対応が早くて良いですね。

費用は11日間で60万

ツアーに含まれてているものは

  • ホテル・食事
  • サーディンラン
  • サファリ
  • 航空券

基本的にすべて含まれているので、ツアー以外で費用なのはチップ代・お土産代ぐらいです。

航空会社はシンガポールかキャセイかになりますが、シンガポール航空を選びました。

機材はマイ機材があるのでレンタルはせずです。

もしレンタルするならBC・レギュレーターは無料になっています。

名称 クラブ・アズール(株)サン・アンド・アドベンチャー

住所:東京都千代田区神田猿楽町2-7-3 HKパークビルIII

営業時間 月~金:10:00~18:30 土:10:00~17:00 日・祝日・年末年始:休日

問い合わせ 0120-37-5234

サーディンランの持ち物

南アフリカに行くのですから、忘れ物があった場合に現地で買えるとは思えません。

必要な持ち物は忘れないようにしたいですよね。

基本的な「海外旅行に必要な持ち物」について紹介をしています。

参考にして下さい。

スーツケースに余裕があれば持っていきたいもので紹介しているものは、南アフリカでは必需品になります。

でもツアーだとガイドブックはいらないかな。

それ以外に南アフリカであると便利な持ち物は

  • 長袖の防寒具
  • 部屋着

南半球なので、6,7月は冬になります

昼間は暖かく半袖でも問題ないのですが、夜は寒いです。

長袖は必ず持って行って下さい

サーディンランに必要な物

  • ダイビング機材一式
  • 【BC・レギュレーター・マスク・フィン・グローブ・ウエットスーツ・ブーツ・ダイコン】
  • 水中カメラ
  • Cカード
  • 酔い止め

水温が低いので(20℃前後)ウエットスーツはロクハンにしました。

5ミリだとフードベストが必要です。

寒がりの方はフードベストがあっても寒いかもしれません。

船ではなくボートなので激しく揺れます。

そのため弱い人は酔い止めも忘れずに。

日本から南アフリカの行き方

ヨハネスブルグへ

関西国際空港➡シンガポール➡ヨハネスブルグ➡ウムタタ➡コーヒーベイ

ヨハネスブルグは世界一治安が悪いのだとか。

怖いのでツアーのガイドと会うまでは空港からは出ません!

すぐにガイドの方とは合流でき、両替の場所を教えてもらいちょこっと両替しました。

ちなみにツアーのガイドは黒人の方。

英語での対応のみです。

さて、ここからはまず最初に観光が付いているので、車に乗り込みスーツケースも入れて出発です。

がしかし、ここでスーツケースを運んでくれた人が、いきなりお金を請求してきます!

実はガイドだと思っていた人が、ただの空港にいた人だったようで。。。

たしかに、ガイドは1人のはずなのに、荷物を運んでた人がいつのまにか2人・3人と増えていました。

何も言わずにスーツケースを当たり前のように運んで、あとでお金を請求する手口です。

私はさっさと車に乗り込んでしまったので、払わずだったのですが、他のツアーの方は払っていました。

よくある空港で勝手にスーツケースを運ぶやつ。

本当にあるんですね。初めて見ました。。。

やはりヨハネスブルグの治安は良くなさそうです。

なので

スーツケースは自分で運ぶ

これが正解です。

気を取り直してツアーのオプション、ライオンパーク観光です。

ライオンパーク

ライオンパークは日本のサファリパークのようなところです。

バスに乗り換えて園内を見てまわります。

肉食動物から、草食動物まで説明を聞きながらバスが進みます。

ガイドは英語のみです。

最終日にサファリが別であるので、そんなに興味はありません。

ツアーになくても良いのでは?と思っていましたが。。。

ライオンの可愛い赤ちゃんと触れ合うことができます。

日本でもライオンの赤ちゃんを抱っこしたことありますが、制限とか決まりが厳しくて抱っこして写真を撮ったら終わり。

って感じだったのですが、ここでは赤ちゃんが3.4匹いて好きなように触れ合うとこができます。

可愛すぎますね。

触っても猫みたいに大人しかったです。

ライオンパーク最高かよっ!

一気に来てよかった~~。ってなりました。

ライオンの赤ちゃんと触れ合った後は昼食タイム。

南アフリカと言えばジビエ!

店員さんがおすすめだと言う、鹿肉を食べることにしました

美味しい食事に満足した後は一旦ヨハネスブルグ空港に戻り、国内線に乗り換えウムタタを目指します。

ウムタタって初めて聞きますが、東海岸のほうでヨハネスブルグから1時間弱ほどです。

ありえないぐらい小さい飛行機。

飛行機を降りたら、コーヒーベイまで送迎バスで2時間の移動です。

結局、移動で23時間かかりました。

ほぼほぼ1日かかっています。

今までの旅行で一番移動に時間がかかったのかも。。。

でも小笠原も同じぐらいかかったな~。。。

なんて思いながら最終目的地のコーヒーベイに到着です。

宿泊ホテル

宿泊したホテルはコーヒーベイの「Ocean View Hotel 」です。

海沿いの田舎街なので、ホテルは期待はしていなかったのですが、相部屋で広さはそこそこあります。

同室になったのは偶然にも同じ年、しかも同じ職業、気が合ってすぐに仲良くなりました。

どんな人と一緒なのかドキドキしてたけど、これで一安心です。

ホテルはコテージタイプの部屋と普通の部屋とわかれていて、コテージタイプの部屋でした。

憧れのサーディンランへ

1日の流れ

毎朝の起床は5時半頃、メチャ早いです。

ホテルの目の前が海なので、朝焼けがとてもきれいに見えます。

眠たいはずなのですが、楽しみでテンションがあがっているため、眠気は感じません。

朝食を済ませてウエットスーツに着替えます。

そして、順番に車に乗り込みビーチまで移動です。

サーディンランは船ではなくボート【13人乗りのゾディアック】☟で行きます。

私たちは「クラブアズール」ですが、他のツアー会社も同じ日程で来ていました。

それが「ワールドツアープランナーズ」です。

しかもワールドツアープランナーズのガイドは、モルディブでお世話になったあの方。

なんと偶然にも南アフリカでお会いするなんて。。。

あと1チームは海外の方のチームです。

今回は全部で3つのボート。

それぞれが協力してみんなでサーディンランを探します。

毎日、朝食後にボートで出たら1日出っぱなしです。

昼食もボートのうえで取ります。

もちろんトイレはないので。。。ですね。

昼食はサンドイッチに果物、あとはチップなどのお菓子もあります。

飲み物はジュースとお水が用意されています。

だいたい毎日、8時ぐらいに海を出て、3時ぐらいには戻ってくるかんじかな。

そしてシャワーを浴びて、それぞれ自由時間です。

自由時間には皆撮った動画や写真を見ていることが多いのですが、ロビーしかWi-Fiがつながらなかったり、接続状態がかなり悪いので、Wi-FiかSIMカードがあると便利です

持っていかなかったので、友人のを借りて接続してました。

夕食はビュッフェスタイルでこんなかんじ。

毎日同じようなメニューでした。

さすがに5日間も食べていると飽きるので、非常食があるといいかもしれません。

夕食時には皆でお酒を飲みながら話をして、盛り上がりました。

でも、夜は危険なため、ホテルから出るのは禁止です。

どうしてもホテルから出たい場合は二人以上で!

出来ればホテルの人と、一緒に出掛けるようにと言われました。

治安が悪いからですね。

このような1日がこれから5日間続きます。

サーディンラン

1日目

そして1日目。

サーディンランは見れるのでしょうか。。。

ボートを車で牽引して海に浮かべる作業からスタートです。

そして【ゾディアック】に乗り込むのですが、船と違ってはしごがないので、まずは乗るのに一苦労。

イケメンのガイドに支えられながら乗り込みます。

女性陣だけ乗り込んだら、男性陣全員でゾディアックを押して海に浮かべます。

この作業が毎日なんて、男性の皆さんごめんなさい。って気持ちになりました。

乗ったら海に出るだけなのですが、これが意外と大変で、コーヒーベイはサーフィンでも通名な街。

つまり、波が高いんですね

なので、ゾディアックは波のタイミングを見て沖に出ないと、ひっくり返るというわけです。

ここはキャプテンの腕にかかっています。

何度か波を見逃し、いまだって瞬間にキャプテンから「つかまれ!!」と大きな声で指示が飛びます。

ロープにつかまってないと、波で振り落とされちゃうんです。

まるでジェットコースターのように、スピードを上げたゾディアックは沖まで一気に出ます。

そして、波の穏やかなとことまで出ると、みんなから自然に拍手が。

キャプテンに向けて無事に沖にでれた喜びを分かち合います。

それぐらい波が荒いので、時にはボートが出せない日もあるのだとか。

やっとここからサーディンラン探しになるのですが、地上から見てもなかなかイワシの群れはみえません。

そこで探すのはカツオドリの群れ。

鳥がいれば水中にイワシがいるというサインです。

ボートだけは、確率が悪いので、空からは飛行機で群れの捜索を同時進行です。

空から見つけると無線で連絡が入り、場所まで誘導してもらう形です。

テレビで見るような本格的な捜索にワクワクします。

しかし、そう簡単には見れません。

何度かカツオドリ、イワシ、イルカ、ザトウクジラは見かけますが、単体のみ。

初日はサーディンランならずでした。

2日目

海に行くまでの道で、現地の子供や動物などがたくさんいて、ちょっと癒されます。

南アフリカの家ってこんな形なんですね。

知りませんでした。

カラフルで可愛いかも。

さて、今日も海岸にやってきました。

さっそくゾディアックに乗り込み出発です。

相変わらず激しい荒波を超えて、沖に出ます。

今日こそは見たいサーディンラン。

しばらくボートを走らせると、無線が入り船が一気にスピードを上げて現場に向かいます。

すると。。。

たくさんのカツオドリが空から水中に向けて突っ込んでいます

これは水中にイワシがいる証拠です。

イケメンガイドが先に水中に入り確認をします。

その間に私たちは準備をします。

フィンを履いて、マスクを着けて、カメラを持って。

完璧に準備をした状態で待つこと数分。

ガイドから「Go!」の指示が。

サーディンめがけて必死に泳ぎます。

思ったより透明度が悪いですが、見えました!!

イワシを追っかけるイルカと下の方にはサメも!

イルカたちの泣き声がキュンキュン聞こえてきます。

YouTubeでも音声が聞こえるかな?

あまりにも一瞬な出来事に、カメラへおさめるのがやっとなかんじでした。

残念なことにカツオドリはいませんでしたが、それでも大興奮です!

一瞬の出来事でしたが、2日目にして見れて気が楽になりました。

3日目

風が強くて波が高い!

これではゾディアックがだせないし、危険だというとこで中止になりました。

これは困りました。

天気は良いけど海には出れないとなると1日暇でなりません。

ホテルに籠っても何もないし。。。

そこで、ホテルの方にお願いして、一緒に周囲のお散歩へ行くことにしました。

もちろんホテルのガイドさん付きです。

ところが散歩と言っても山を越え、川を渡り、そしてまた山を越え。。。

アフリカの人は歩くのが平気なのかもしれませんが、私にとってはトレッキング?

というぐらいのガチのお散歩でした。

途中でコーヒーショップに寄ってくれて、コーヒーのマメを挽いているところから見せてくれました。

でも、現金を持ち歩いていなかったので買えずにちょっと残念。。。

美味しそうなコーヒーだったな~。

コーヒーベイって名前は、飲むコーヒーからきてるんだと初めて知りました。

他にもサーフィンショップを見せてくれたり楽しめたけど、歩きすぎて海より疲れたかも。。。

4日目

この日はサーディンがいない!

見当たりません。

でもその代わりイルカの群れがスゴイことになっていました。

ドルフィンリバー!!

あとからあとから、イルカの群れがやってきます。

こんなにたくさんのイルカを見たのは初めてかもしれません。

そこで、ドルフィンスイムをすることにしました。

キャプテンがイルカの群れが進む方向を読みながら、ボートを群れの前まで進めて人間が飛び込みます。

タイミングが合えばたくさんのイルカと一緒に泳ぐとこができるのですが、この種類のイルカは人懐っこくないので、すぐに進行方向を変えてします。

さらに、当たり前ですがイルカはスピードが速いので、全力で泳いでも人間がかなうはずありません。

それでも何回かドルフィンスイムをすることができました。

戻るころには泳ぎ着かれてクタクタですが、こんなにたくさんのイルカと泳げることはないので満足です。

最終日

やはりサーディンがいません。

水温の問題なのでしょうか。

サーディンは冷たい水を好むので、高すぎるのかもしれません。

しかし、今日はザトウクジラが魅せてくれました

何度もボートの近くでブリーチ!

スゴイ迫力です。

タイミングが難しくピントが合っていませんがご勘弁ください。。。

さらにザトウクジラとも一緒にスイム。

水中で見るのはまた違いますね。

結局サーディンランを見たのは2日目だけでしたが、イルカの群れと泳いでザトウクジラとも泳げたので、内容的には満足な5日間となりました。

ちょっとしたトラブル

サーディンランはとても良かったのですが、ちょっとしたトラブルが。。。

海から戻りシャワーを浴びていると、だんだんお湯の出が悪くなり、ちょろちょろと出る程度に。

海外ではよくある事かな~、なんて思っていたら、ついに全く出なくなりました。

シャワーの途中で泡だらけ

水に切り替えてみて出てきません。

これは大問題!

泡だらけのままウエットスーツをもう一回着て、ガイドに伝えに行くと。。。

他の部屋も出ないらしく、みんな困っていました。

でも別の棟だけ支障がなく、お湯が出るようです。

仕方なくシャワーだけ借りることになりました。

海から帰ったら一番にするのはシャワー。

浴びれないとなると。。。

ありえません。

3日間は他の人の部屋までシャワーだけ借りに行くという不便な日でした。

水も出ないときは、トイレも歯磨きも洗顔もできないので、レストランのトイレを使いました。

さらにトラブルが!

海までは毎日車で送迎してもらうのですが、サーディンランの帰りに車が故障しました。

全く動かなくなったのです。

ホテルまでどう考えても歩くと1時間はかかるし、海の後で正直疲れてます。

さらに、ウエットスーツにブーツなのでサンダルや靴は持っていません。

道も舗装されてないので、砂利道を薄いゴムで歩かないといけないっていう。。。

足の裏が痛くて歩くのはつらいです。

ドライバーがホテルに電話しますが連絡がつかず、結局歩いてホテルに向かうことにしました。

こういう時、ホテルなりツアー会社が対応してくれるものではないのでしょうか。。。

そのためのツアーなのにな~。

最終的に女性陣は片づけを終えて戻ってきたガイドやスタッフの車に拾われ、男性陣は最後まで歩きました。

男性陣が着くころにはすっかり暗くなっていました。

車が壊れたり、ホテルの設備が壊れてり、何かと壊れるのは南アフリカだからなのか、たまたまなのかわかりませんが、何があるかわからないと思った方が良さそうです。

そういえば持ち物に懐中電灯があったのは、電気が止まった時のためだったのかも。。。

サーディンランのまとめ

これでサーディンランは終了なのですが、この後は本場のサファリでビッグファイブに会いたい!!ということで、サファリに参加しました。

長くなるのでパート2という形で紹介します。

南アフリカは遠いですが、いろんな貴重な体験ができたので、行って良かったと思える場所でした。

でもまた行くとなると。。。サーディンランは確率が悪すぎるので、正直少し考えちゃいます。

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